WordPress.com では、ニュースレターの作成・管理・配信をこれまで以上に簡単にする新機能の開発を進めてきました。これらの新機能により、購読者への理解が深まり、配信内容をより的確に届けることが可能になります。
ちなみに、すべての WordPress.com サイトにはニュースレターが含まれており、購読者に新しい投稿をメールで送信することができます。すでに WordPress.com にサイトをお持ちの場合は、購読ブロックまたは WordPress.com のニュースレター購読パターンのいずれかをサイトに追加するだけでOK。購読者には新しい投稿が公開されるたびに自動で通知が届きます。
まだ WordPress.com サイトをお持ちでない場合でもご安心を。無料で最大100名までの購読者にメールを送信できます。さらに多くの購読者を管理したい場合は、有料プランにアップグレードすることで、無制限の購読者インポート、プレミアムデザインの利用、詳細なメール分析が可能になります。
購読カテゴリーで、読者に最適なコンテンツを
ユーザーからの要望が特に多かった「カテゴリー機能」がついに登場しました。トピックごとに投稿を整理し、購読者が興味のあるカテゴリのみを選んで受け取れるようになります。

カテゴリー機能でできること:
- コンテンツをセグメント化:製品紹介、写真、ランチ日記など、投稿の種類に応じてカテゴリーを作成。
- 読者に選択肢を:購読者自身が受け取りたいカテゴリーを選べるため、開封率やエンゲージメント向上に。
- おすすめカテゴリーの設定:購読フォームにデフォルトで表示するカテゴリーを指定可能。
- インポート/エクスポートも簡単:他サービスからカテゴリー付きの購読者を取り込んだり、移行もスムーズ。
カテゴリー設定は、、ニュースレター設定ページからすぐに有効化できます。
購読者を深く理解する「データビュー」
購読者管理機能に「データビュー」が加わり、管理がさらに進化しました。

データビューは、購読者に関する詳細なインサイトが得られるため、きっと気に入っていただけるはずです。この新機能は、主に以下の3つの方法で活用できます:
- 購読タイプでの絞り込み:メール経由、Reader 経由、有料/無料など、購読方法での分類できます。
- クイックプレビュー:購読者の詳細情報を正確に把握したい場合も、データビューを使えば、便利なサイドパネルから購読者の情報を一覧で確認できます。
- 配信エラーの原因特定:特定の購読者にメールが届いていない場合でも、未確認の購読状態か、メールアドレスが無効かをすばやく確認できます。
管理画面の「ユーザー」→「購読者」からアクセスできます。Jetpackをご利用の方は「Jetpack」→「購読者」へ。
ダッシュボードで一括管理
新たに追加されたダッシュボードウィジェットにより、ニュースレターの情報をひと目で確認可能に。

表示される情報:
- 購読者数: メールと有料購読者の数を一目で確認できます。
- トレンド: 直近の購読者の成長を直感的な折れ線グラフで追跡します。
- クイックリンク: 重要なニュースレター機能にワンクリックでアクセスできます。
- インポート機能: ウィジェットから直接購読者を簡単にインポートできます。
ログイン後、ダッシュボードからウィジェットをご確認ください。
外出先でも管理できるJetpackアプリ対応
購読者管理ツールの最新の更新は、Jetpack アプリを通じてモバイルデバイスに最適化されました。これにより、外出先でも以下のことが可能になります:
- メールリストの成長を確認:外出先からでも、スマートフォンから購読者数やニュースレターのパフォーマンスを手軽にチェックできます。
- リアルタイムで通知を受け取る:新しいコメントや購読があった際に即座に通知が届きます。
- どこからでも公開&コメント:デスクから離れていても、記事の作成や編集、コメントへの返信が可能です。
- オーディエンスを拡大:配信するニュースレターは WordPress.com Reader に表示され、さらに多くの読者に届きます。
Android および Apple デバイス対応の Jetpack モバイルアプリを今すぐダウンロード。
今後の展望
WordPress.com のニュースレター機能は、今後も継続的に改善されていきます。皆さまからのフィードバックが、開発の大きな原動力です。ぜひお気軽にコメント欄でご意見をお寄せください。
WordPress.com のニュースレターを使えば、コンテンツも購読者リストもすべて自分のもの。有料購読の導入も可能で、収益の多くを自分の手元に残すことができます。