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サイトのパフォーマンスを確認する

訪問者にスムーズな操作性を提供し、検索エンジンでのランキングを上げるには、高速で読み込めるサイトが不可欠です。このガイドでは、サイトでパフォーマンスレポートを実行する方法と、サイトの速度を向上させるための WordPress 特有の推奨事項について説明します。

この機能は、WordPress.com ビジネスプランおよびコマースプランと従来の Pro プランをご利用のサイトで使用できます。ビジネスプランをご利用の場合は、必ず有効化してください。無料プラン、パーソナルプラン、プレミアムプランのサイトでこの機能を利用するには、プランをアップグレードしてください。

サイトのパフォーマンスをテストする

WordPress.com サイトの速度をテストするには、次の手順を実行します。

  1. ダッシュボードの「サイトリスト」にアクセスします。
  2. サイトを選択します。
  3. 「パフォーマンス」タブをクリックしてテストを実行します (約30秒かかります)。
99点のスコアが表示されているパフォーマンステスト

デフォルトでは、サイトのホームページがテストされます。他のページをテストするには、「ページ」オプションをクリックしてサイトの他の公開ページを選択します。

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https://wordpress.com/speed-test/ にアクセスして、サイトのパフォーマンスをテストします

サイトのパフォーマンススコアを理解する

サイトはウェブページの品質を評価する Google の自動化ツール Lighthouse を使用したパフォーマンススコアを受け取ります。パフォーマンススコアはサイトの個々の速度指標をまとめて表示したもので、次のような項目があります。

  • First Contentful Paint (FCP) は、サイトにアクセスしてからコンテンツの先頭ビット (テキストや画像など) が画面に表示されるまでにかかる時間です。優れたサイトの FCP は1.8秒未満です。
  • Largest Contentful Paint (LCP) は大きな画像や見出しなど、最大の表示コンテンツが完全に画面に表示されるまでにかかる時間を測定します。優れたサイトの LCP は2.5秒未満です。
  • Cumulative Layout Shift (CLS) は読み込み中にサイトのレイアウトがどれだけ移動するかを示します。このスコアが高いと、ボタンやテキストが予期せず移動する場合があります。優れたサイトの CLS スコアは0.1以下です。
  • Time to First Byte (TTFB) はサイトの読み込みが開始されたことを示すもので、誰かがサイトをクリックしてからサイトが応答を開始するまでの速度を測定します。優れたサイトの TTFB は約800ミリ秒以下です。
  • Total Blocking Time (TBT) は読み込み中にサイトが応答しない時間の長さです。つまり訪問者はこの時間の間、サイトを操作できません。優れたサイトの TBT は200ミリ秒以下です。

サイトはモバイル版とデスクトップ版で別のパフォーマンススコアを受け取ります。「モバイル」ボタンと「デスクトップ」ボタンをクリックすると、各端末でのサイトのパフォーマンススコアと推奨事項が表示されます。

サイトのパフォーマンススコアを向上させる

サイトのパフォーマンスをテストすると、そのパフォーマンススコアに基づいて、サイトを向上させるための推奨事項を受け取ります。

速度テストツールの推奨事項の例。

推奨事項をクリックして、問題の説明、解決策の提案、パフォーマンスの問題に影響する URL のリスト (画像の URL やファイルなど) を読みます。これらの推奨事項はサイトに合わせてカスタマイズされているため、ご自身のサイトのパフォーマンスを向上させるアクションを実行できます。

サイトのパフォーマンスに影響を与える可能性のある最も一般的な問題を解決する方法については、以下のガイドにアクセスしてください。

WordPress.com がサイトの速度を自動的に最適化する方法の詳細については、「サイトの速度とパフォーマンス」のガイドをご覧ください。開発者の場合は、パフォーマンスの問題を解決する技術情報の詳細については、「Troubleshoot Site Performance」(サイトのパフォーマンスをトラブルシューティングする) ガイドを参照してください。

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