ぼやけた画像のトラブルシューティング

サイトの画像の画質が悪かったり、画像がぼやけて表示されたりしていますか。このガイドでは、WordPress サイトで画像がぼやける最も一般的な原因とその解決方法について説明します。

表示されるスペースに対して画像が小さすぎると、画像がぼやけて表示されます。推奨される画像サイズとして統一されているものはありませんが、画像最適化ガイドを参照して、サイトでは鮮明に表示され、サイトの速度を低下させるほど大きくないサイズの画像を用意する方法をご確認ください。

画像がぼやけて表示される場合は、まず高品質で大きな画像ファイルをアップロードして、鮮明に表示されるかどうかを確認します。

サイズが大きく、鮮明な画像をアップロードしてもライブサイトの画像の表示が改善されない場合は、以下に記載したその他の問題のいずれかが原因である可能性があります。

インターネット接続の速度が極端に遅い場合、画像が低画質でダウンロードされ、画像がぼやけて表示される場合があります。別の高速な接続でサイトを読み込んで、画像が鮮明に表示されるかどうかを確認してください。

本ガイドのこのセクションは、WordPress.com ビジネスプランおよびコマースプランと従来の Pro プランをご利用のサイトを対象としています。ビジネスプランをご利用の場合は、必ず有効化してください。無料プラン、パーソナルプラン、プレミアムプランのサイトでこの機能を利用するには、プランをアップグレードしてください。

すべての WordPress.com サイトで、セキュリティ、成長、パフォーマンスの機能を数多く備えた Jetpack を利用できます。プラグイン対応プランを利用しているサイトでは、サイトの読み込み時間を短縮するために使用されるコンテンツ配信ネットワーク (CDN) などの Jetpack の追加機能を利用できます。一般的に、CDN はサイトを高速化し、訪問者のユーザーエクスペリエンスを向上させるために推奨されています。

CDN の機能の1つとして、Jetpack は CDN にアップロードされた画像を自動的に圧縮して、迅速に読み込むことができるようにします。通常は画質に大幅に変化させることなく画像のサイズをかなり小さくできるため、ほとんどのケースでこの機能は有益です。ただし、これによって画像がぼやけたり、画質が低下したりすることがあります。ほとんどの場合、これは他のプラグインがインストールされていたり、サードパーティのテーマとの競合が発生していたりすることが原因です。

プラグイン対応サイトでは、次の手順を実行して、CDN がサイトの画像が低画質表示の原因であるかどうかをテストします。

1. サイトのダッシュボードにアクセスします。
2. 「Jetpack」→「設定」に移動します。
3. 「パフォーマンス」タブをクリックします。
4. 「パフォーマンスおよびスピード」セクションまで下にスクロールします。
5. 「画像の読み込みをスピードアップ」ボタンをオフに切り替えます。

CDN の高度な開発者オプションについては、フックを使用した Jetpack CDN 機能の管理に関するガイドを参照してください。

WordPress.com のテーマを切り替える際に、画像がシームレスに適合するように対策を講じています。ただし、一部のサードパーティのテーマには同様の対策がないため、このようなテーマに切り替えたり、戻したりすると、画像に影響を与える可能性があります。

最近サイトのテーマを切り替え、新しいテーマでアップロードしたすべての画像が問題なく表示されるのに、前のテーマでアップロードした古い画像がぼやけて表示される場合は、新しいテーマに古い画像をもう一度アップロードすると、正しく表示されるようになります。

プラグイン対応サイトで作業している場合は、画像再生成プラグインを使用するか、開発者であれば WP-CLI コマンドを使用して、ぼやけたサムネイルを再生成できます。これらの方法では、すべての古い画像を再び手動でアップロードする必要はありません。

サイトに新しいプラグインをインストールすると、画像がぼやけて表示されることがあります。既存プラグインの更新も、画像に影響を与える競合が発生する可能性があります。

プラグインを無効にして、画質が向上するかどうか確認してください。画像を以前の状態に戻すには、プラグインをインストールする前のバックアップを復元する必要がある場合もあります。

プラグインの競合のトラブルシューティングの詳細な手順については、プラグインの問題の解決に関するガイドを参照してください。