ポートフォリオサイトを作成する

WordPress のポートフォリオはクリエイティブなプロフェッショナルに広く使われており、作品を宣伝するのに最適です。このガイドでは、プロフェッショナルな外観のポートフォリオサイトでプロジェクトを作成して紹介する方法を説明します。

WordPress.com サイトでポートフォリオを有効にするには、次の手順を実行します。

1. サイトのダッシュボードにアクセスします。
2. 「設定」→「投稿設定」に移動します。
3. 「コンテンツタイプ」セクションまで下にスクロールします。
4. 「ポートフォリオプロジェクト」オプションをオンにします。
5. 必要に応じて、ポートフォリオページに表示するプロジェクトの数を選択します (WP 管理画面を使用している場合は、「変更を保存」ボタンをクリックすると、この設定が表示されます)。後述のポートフォリオの表示に使用する方法によっては、ページあたりのプロジェクトの数は適用されない場合があります。

プロジェクトとは、紹介する個々の作品です。プロジェクトを組み合わせたものがポートフォリオです。

最初のプロジェクトを作成するには、次の手順を実行します。

1. サイトのダッシュボードにアクセスします。
2. 左側の「ポートフォリオ」をクリックします。
3. 「新規プロジェクトを追加」ボタンをクリックして、エディター画面を開きます。
4. WordPress エディターを使用して、プロジェクトとともに表示するテキスト、画像、その他のコンテンツブロックを追加します。
5. プロジェクト設定を調整します (以下で説明)。
6. 右上の「公開」ボタンをクリックして、プロジェクトを公開します。

プロジェクトの編集中には、画面の右側のサイドバーにプロジェクト設定が表示されます。

ここでは、プロジェクトの次の要素を管理できます。

• 「概要」には次のオプションがあります。
  • 「表示設定」を使用して、プロジェクトを公開または非公開にしたり、パスワードで保護したりします。詳しくはこちらをご覧ください。
  • プロジェクトをすぐに公開するように設定するか、過去または将来の日時を選択します。詳しくはこちらをご覧ください。
  • プロジェクトのコンテンツの表示方法を制御するテンプレートを選択します。プロジェクトに使用されるデフォルトのテンプレートは個別投稿です。テンプレートの詳細については、こちらをご覧ください。
  • プロジェクトの URL を確認して変更します。詳しくはこちらをご覧ください。
  • プロジェクトを、サイトの他のユーザー向けに「レビュー待ち」としてマークします。詳しくはこちらをご覧ください。
  • プロジェクトの投稿者をサイトの別のユーザーに変更します。
  • 「下書きへ切り替え」をクリックすると、公開済みのプロジェクトが非公開の下書きに戻ります。
• プロジェクトを説明する抜粋 (短い要約) を書きます。詳しくはこちらをご覧ください。
• リビジョン: リビジョンを使用すると、以前に保存したバージョンのプロジェクトを復元できます。このオプションはプロジェクトへの変更を何度か保存した後にのみ表示されます。詳しくはこちらをご覧ください。
• プロジェクトタイプ: プロジェクトを特定のグループに分類します。たとえば、アーティストであれば絵画、彫刻、写真といったプロジェクトタイプが考えられます。
• プロジェクトタグ: プロジェクトに特定のキーワードを追加します。たとえば、アーティストであれば抽象、写実主義、コンテンポラリー、ミニマリズムといったプロジェクトタグが考えられます。
• プロジェクトを代表するアイキャッチ画像を選択します。詳しくはこちらをご覧ください。
• ディスカッション: プロジェクトに公開コメントを書くことを許可します。詳しくはこちらをご覧ください。

ここまでに、いくつかのプロジェクトを作成してポートフォリオに公開しておくことをお勧めします。次に、プロジェクトをサイトに表示する方法をいくつか説明します。

ポートフォリオを有効化して1つ以上のプロジェクトを公開すると、サイトにプロジェクトを掲載した新しいページが自動的に作成されます。このページを表示するには、次のようにサイトのアドレスの末尾に /portfolio を追加します。

https://yourgroovysite.wordpress.com/portfolio/

(yourgroovysite.wordpress.com をお使いのサイトアドレスに置き換えます)

サイトの /portfolio/ ページのリンクはこのページ用に予約されているため、この URL を別のページで使用することはできません。プロジェクトはすべて、サイトのこのページに最新のものから順に時系列で自動的に表示されます。順序を変更する場合は、プロジェクト設定でプロジェクトが公開された日付を調整できます。

ページは、プロジェクト設定で作成した各プロジェクトタイプとプロジェクトタグにも作成されます。これらのページは、次の URL 構造を使用して表示できます。

https://yourgroovysite.wordpress.com/project-type/insert-name
https://yourgroovysite.wordpress.com/project-tag/insert-name

(yourgroovysite.wordpress.com をお使いのサイトアドレスに置き換え、insert-name をタイプまたはタグの名前に置き換えます)

サイトエディターに対応するテーマでは、これらのページのレイアウトを編集できます。デフォルトのポートフォリオページのレイアウトを編集するには、すべてのアーカイブテンプレートを編集します。

独自のポートフォリオページは、ゼロから、または事前にデザインされた固定ページレイアウトを使用してデザインできます。ポートフォリオプロジェクト用に新しいページを作成するには、次の手順を実行します。

1. ダッシュボードにアクセスします。
2. 左側の「ページ」をクリックします。
3. 「新規固定ページを追加」ボタンをクリックします。
4. 必要に応じて、事前定義された固定ページレイアウトを選択します (「ポートフォリオ」カテゴリーをクリックすると、ポートフォリオ向けに作成されたデザインが表示されます)。

5. または、「空白ページ」をクリックして空のページを作成します。
6. クエリーループブロックを挿入し、投稿タイプ設定で「プロジェクト」を選択します。これにより、以前に作成したプロジェクトが自動的に取り込まれます。
   • 必要に応じてクエリーループブロックのフィルターを使用し、特定のタイプまたはタグを持つプロジェクトのみを表示します。
7. WordPress エディターを使用して、ポートフォリオページに表示するテキスト、画像、その他のコンテンツブロックを追加します。
8. 右上の「公開」ボタンをクリックして、サイト上にページを表示します。

必要に応じて、「ホームページを設定する」ガイドの手順を実行すると、新しいポートフォリオページをサイトのフロントページとして設定できます。

すべての WordPress.com テーマがプロジェクトを表示しますが、いくつかのテーマはポートフォリオコンテンツタイプ向けにデザインされています。これらのテーマにはプロジェクト専用のスタイルがあり、ポートフォリオを他の方法で表示する特別デザインのレイアウトが用意されている場合があります。

いずれかのポートフォリオページリンクで「ページが見つかりません」のエラーが発生した場合は、ポートフォリオコンテンツタイプを無効にしてから再度有効にすることで修正できます。「設定」→「投稿設定」に移動し、「コンテンツタイプ」セクションまで下にスクロールして、「ポートフォリオプロジェクト」オプションのチェックを外して変更を保存してから、「ポートフォリオプロジェクト」オプションに再度チェックを入れて変更を保存します。

最初の一歩はポートフォリオの作成方法を理解することでしたが、ここからは効果を最大にするためには何を含め、作品をどのように整理して説明すればよいかを考える必要があります。次のヒントを検討してみましょう。

• 目立たせる作品を決める: ポートフォリオでは自分の作品すべてを強調するのではなく、自分の最高傑作を目立たせる必要があります。すべてを強調すると、最高傑作が他の作品に埋もれてしまいます。
• シンプルな言葉を使う: 専門用語は同業者に好印象を与える可能性がありますが、オーディエンスがその用語を知らない場合、圧倒してしまう可能性があります。
• 自分の考えを説明する: オーディエンスはあなたの完成作品を見たいと思っていますが、あなたの思考プロセスにも興味を抱いています。
• 作品を整理する: プロジェクトのタイプとタグを割り当てることで、読者が探している作品をすばやく見つけられるようにします。特定のタグまたはタイプを使ってプロジェクトをグループ化できます。