ガイド/サイトをカスタマイズ/開発者と協力する

開発者と協力する

理想的なサイトを作るためには、開発者を雇わなければならない場合もあります。多くの場合、サードパーティのテーマやプラグインをカスタマイズしたり、高度な CSS のカスタマイズをしたり、サイト全体を開発したりする際に開発者が必要になります。このガイドでは、WordPress.com サイトの開発者と協力して作業する際に知っておくべきヒントを紹介します。

開発者が必要になる場合

開発者は次のようなプロジェクトでサポートします。

  • サードパーティのテーマのインストールとカスタマイズ
  • サードパーティのプラグインのインストールとカスタマイズ
  • CSS の高度なカスタマイズ
  • カスタム PHP
  • カスタムのテーマとプラグインの開発
  • 予算が決められているサイト全体の開発
  • サイトの移行

セキュリティに関するヒント

⚠️

開発者を含め、第三者には自分のユーザー名とパスワードを教えないでください。

開発者にサイト上での直接変更を許可する場合、サイトでのユーザー登録を促す招待メールを送信できます。WordPress.com アカウントがない開発者は、こちらでアカウントを作成できます

開発者がカスタマイザーにアクセスしたり、テーマやプラグインを管理したりするには、管理者権限グループを割り当てる必要があります。そのため、開発者がサイトでの作業を終了したら、開発者がサイトで使用したユーザーを次回のサポート依頼時まで削除することをおすすめします。

開発者をサイトに追加する際には、受託業者、フリーランサー、コンサルタント、エージェンシーとしてマークしておけば、サイトに追加した開発者とその理由を把握するのに役立ちます。

ユーザー権限グループ - 「受託業者」チェックボックス

⚠️

すべてのサイト管理者と開発者が強力なパスワードを設定し、アカウントに対して2段階認証を有効にし、セキュリティを強化することを強くおすすめします。

💡

「受託業者」チェックボックスでは、ユーザーの権限は変更されません。これは、組織に属さないユーザーを追跡するための方法です。

WordPress.com サイトのカスタマイズに関するベストプラクティス

本ガイドのこのセクションは、WordPress.com プレミアムプラン、ビジネスプラン、コマースプランと従来の Pro プランをご利用のサイトを対象としています。無料プランまたはパーソナルプランのサイトでこの機能を利用するには、プランをアップグレードしてください。

WordPress.com のサイトのカスタマイズを請け負うフリーランサーまたは代理店の場合は、WordPress.com の一部のプランなら複雑なテーマ変更を行うことが可能であることを知っておいてください。プレミアムプランと Pro プランのベストプラクティスについて、以下で説明します。

WordPress.com プレミアムでは、カスタマイザーCSS エディターを使用できます。CSS エディターでは、CSS オーバーライドを追加し、テーマの見た目と、場合によってはレイアウトを変更できます。以下が注意事項です。

  • CSS オーバーライドはエディター内のみで追加し、スタイルシート全体をコピーしないでください。
  • !important は、インライン CSS をオーバーライドするために必要な場合や、その他の特殊な状況を除き、カスタム CSS では使用しないでください。

WordPress.com Pro では、これらに加えてプラグイン、カスタムテーマ、サードパーティのテーマをインストールできます。また、子テーマを作成し、HTML テンプレートファイルの変更やカスタム関数など、CSS 以外の変更を行うこともできます。

Pro プランに関する注意事項:

  • カスタム作成テーマを使用している場合を除き、オリジナルのテーマファイルは編集しないでください。編集すると、テーマの作成者が更新をリリースするたびにすべてのカスタマイズが失われます。
  • WordPress.com の無料テーマは、「外観」→「テーマ」のショーケースページからダウンロードできます。
  • 「参加サイト」→「設定」→「ホスティングの設定」に進むと、SFTP 経由でサイトファイルに直接アクセスしたり、phpMyAdmin 経由でデータベースにアクセスしたりできます。
  • CSS の変更のみが必要な場合、子テーマは必要ありません。代わりに、カスタマイザーの「追加 CSS」パネルに CSS オーバーライドを追加します。
  • 関数の追加のみが必要な場合、子テーマは必要ありません。代わりに、このようなコードスニペットプラグインを使用します。この方法では、サイトに機能を追加でき、子テーマを使用する必要がなく、テーマが後で更新されても変更を保護できます。

どのプランでも、テーマの大幅な変更を数多く行う場合は、ニーズに近いプレビルドのテーマを最初に使用するか、ビジョンにマッチするカスタムテーマを作成できる人材を採用することを検討してください。

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