ガイド/ドメイン/www ありのドメインと www なしのドメイン

www ありのドメインと www なしのドメイン

WordPress.com サイトでは、www があるバージョンのドメインアドレスは常に www がないバージョンに転送されます。このガイドでは、「www」を使用できない理由 (そしてそれが好ましい理由) について説明します。

www がある Web アドレスの動作

www.yourgroovydomain.com などのサイトアドレスを入力すると、www のないバージョン (例: yourgroovydomain.com) に転送されます。いかなる状況にあっても、ドメインは www に転送できません。

訪問者が「www」を入力した場合でもあなたのサイトにたどり着くことはでき、常に www がないバージョンに転送されます。

www を使用できない理由

WordPress.com が www のないバージョンを使用する理由と、それがサイトのパフォーマンスを向上させる理由は、いくつかあります。

検索エンジンでは選択が求められる

サイトアドレスがカノニカル URL のバージョンであるほうが、Google などの検索エンジンの評価が高くなります。2つの URL (www ありと www なしのバージョン) は重複したコンテンツとして見なされ、検索エンジンの表示順位においてサイトにペナルティが課せられます。

SEO の観点では、www ありまたは www なしのバージョンのどちらかを選択さえすれば、どちらにもメリットは発生しません。WordPress.com では、ドメインのカノニカル URL として www なしのバージョンを選択しました。このバージョンのほうが、より近代的なオプションであるためです (このガイドの次のセクションで説明します)。

WordPress.com でサイトをホストすることにより、カノニカル URL の設定などの技術的な SEO 最適化は WordPress.com がすべて行います。検索エンジンでのサイトの表示順位を上げるための実用的な手順については、サイトを検索エンジンに合わせて最適化する方法についてのガイドをご覧ください。

www は時代遅れ

「www」はインターネットの昔の仕組みを継承したものです。ドメインに「www」を含めることは一般的ではなくなり、技術的なメリットもありません。

実際に、Google Chrome などのウェブブラウザーではアドレスバーに www が表示されなくなりました。また、通常、企業がサイトを宣伝する際には www を含めません。ユーザーは好みに応じて「www」を使用してサイトを宣伝できますが、常に www なしのバージョンに転送されます。このようにすることで、訪問者が「www」を使用してもサイトにアクセスできるようにしています。

ドメインに www. を追加する

上述の理由により、WordPress.com にはドメインの冒頭に www を追加する設定がありません。www. をドメインの前に追加することはできず、www. がサイトにメリットをもたらすこともありません。訪問者がドメインの前に www. と入力すると、www なしのサイトアドレスに転送されます。

Copied to clipboard!