WordPress.com はこれまで、ユーザーの皆さんのサイトにおける検索エンジン最適化 (SEO) を、背後で実施してきました。お使いのサイトが無料であっても有料であっても、投稿やページをインデックスすることで、世界中の Google や Bing でより検索しやすくしてきました。一方、多くのユーザーは、サイトの SEO をもっと自分でコントロールしたいとの要望をお持ちでした。喜ばしいことに、このたびお使いのダッシュボードに新しい SEO 設定パネルが導入されました。
検索エンジンを介して閲覧者を惹き付けるためには、定期的に高品質の投稿を公開することに勝る方法はありません。 とはいえ、ある種の技術的な設定が影響を及ぼすこともあります。WordPress.com の新しいパネルでは、これらの設定に簡単にアクセスし、設定を簡単にコントロールすることができます。
WordPress.com ダッシュボード (画面上部左端の「参加サイト」よりアクセス) でサイトの管理中に「設定」ページへ移動すると、新しい SEO セクションが表示されます。

このセクションには3つの項目があります :フロントページのメタ情報、サイト認証サービス、および XML サイトマップです。これらの設定がサイトの表示にどのように役立つか、さらにご覧ください。
フロントページのメタ情報
WordPress.com で初めて、ユーザーがサイトのフロントページを対象に、検索エンジンが検出するメタ情報を編集できるようになりました。 以前、WordPres.comではフロントページのメタ情報として、サイトのタグラインを使用していました。
メタ情報は、サイトコンテンツの基本的な概要です。検索エンジンでは時折、特定の検索に対してこの情報を使用し、サイトの説明を表示します。そのため、メタ情報を追加することで、サイトのコンテンツおよび目的を強調するためのメッセージを作成できます。
メタ情報の役割について何か不確かなところがあるでしょうか ?WordPress のブログリソースのサイトである「The Daily Post」を例にして考えてみましょう。


残りのページや投稿については、メタ情報は「抜粋 」フィールドから抽出されます。
サイト認証ツール
WordPress.com では、トラフィックに関する豊富な情報を提供するあらかじめ組み込まれた統計機能を利用できます。 さらに多くの統計情報を確認したい場合は、幾つかの検索エンジンおよびソーシャルネットワークが提供している「Web マスター」ツールを使って、ここにあるデータを補足できます。
WordPress.com は、サイト認証を簡単に行えるようにする幾つかのサービスを提供してきました (サイト認証に関する詳細な手順については、WordPress.com によるステップバイステップの指示をお読みください)。ユーザーが行う必要があるのは、以下にリストされている任意のプラットフォームから HTML 認証タグをコピーし、対応するフィールドに貼り付けることだけです。

WordPress.com では、現在次のサービスをサポートしています。
XML サイトマップ

サイトにはこれまでもずっと XML サイトマップが掲載されていましたが、このページにたった数秒でアクセスできるようになりました !
サイトマップは、サイトにどのようなページが存在し、どのように見つけられるかを検索エンジンに対し知らせるために、特別にフォーマットされたページです。Google、Bing、または Yandex の Web マスターツールを使用してサイト認証を行った後、サイトマップをそれらのサービスに送信することで、検索エンジンがサイトのページを簡単に見つけられるようにします。
この手順に従うことは、検索エンジンがサイトをより迅速にインデックスするとともに、後になって投稿が Web 上の他の場所で表示されたり共有されたりした場合に、元のコンテンツの著作権を確立するうえで役立ちます。サイトマップを追加すると、幾つかのサービス (Google や Bing を含む) より、サイトのパフォーマンスに関してさらに詳しい情報を得ることができます。
主導権を握る
これまで以上に SEO の設定にアクセスできるようになったため、サイトが検索エンジンで成功するよう主導権を握ることができます。WordPress.com の SEO についてさらにお知りになりたい場合は、このトピックに関する過去の記事にThe Daily Postからアクセスしていただくか、SEO についてのよくある質問をご覧ください。
この投稿は英語から翻訳されました。原文を表示