サイトの「サーバー設定」では、サイトのデータベース、SFTP ログイン情報、その他の高度な設定にアクセスできます。このガイドではオプションの概要を説明します。
この機能は、WordPress.com ビジネスプランおよびコマースプランと従来の Pro プランをご利用のサイトで使用できます。ビジネスプランをご利用の場合は、必ず有効化してください。無料プラン、パーソナルプラン、プレミアムプランのサイトでこの機能を利用するには、プランをアップグレードしてください。
このガイド内
質問がある場合
AI アシスタントに尋ねる特定のサイトのサーバー設定 (ホスティング機能) にアクセスするには、次の手順に従います。
- ダッシュボードの左上にある「W」アイコンをクリックして、サイトのページにアクセスします。
- リストからサイトを選択します。
- サイトの概要ページで「サーバー設定」タブをクリックします。
ホスティングアクセスがまだ有効化されていない場合は、代わりに「ホスティング機能」タブが表示されます。「ホスティング機能」タブをクリックすると、「ホスティングサービス機能をすべて有効化」という通知が表示されます。「今すぐ有効化」というラベルの付いたボタンをクリックして、サーバー設定のロックを解除します。これはサイトで1回のみ行う操作であり、再度行う必要はありません。
「サーバー設定」タブには、次の開発者レベルの設定があります。
指定されたログイン情報を使用してサイトファイルにアクセスし、SFTP クライアントを使用してサイトファイルを編集します。サイトの SFTP ログイン情報を取得するには、次の手順に従います。
- ダッシュボードの左上にある「W」アイコンをクリックして、サイトのページにアクセスします。
- リストからサイトを選択します。
- サイトの概要ページで「サーバー設定」タブをクリックします。
- 「 SFTP/SSH ログイン情報」で、「ログイン情報を作成」というラベルの付いたボタンをクリックして、サイトの SFTP ユーザー名とパスワードを作成してコピーします。
- 「このサイトで SSH アクセスを有効にします」というラベルの付いたトグルボタンをクリックして SSH を有効にすると、 WP-CLI を使用できます。
SFTP の使い方、SSH への接続、WP-CLI の使い方の詳細については、各ガイドをご覧ください。
開発者は phpMyAdmin を使用して WordPress.com サイトのデータベースにアクセスし、さまざまな操作を実行できます。「サーバー設定」タブで「PHPMyAdmin を開く」ボタンをクリックして、サイトのデータベースにアクセスします。
詳細については、サイトの MySQL データベースの管理に関するガイドを参照してください。
プランに含まれるデフォルトのプラグインやテーマが不足している場合は、ボタンをクリックして復元できます。方法については、「プラグインとテーマの復元」ガイドを参照してください。
問題のトラブルシューティングの際、サイトのキャッシュを消去するように促される場合があります。「サーバー設定」タブの「すべてのキャッシュをクリア」ボタンをクリックして、サイトのすべてのサーバーキャッシュを消去します。
詳細については、「サイトのキャッシュをクリアする」ガイドを参照してください。
WordPress.comでは、スパムボットからサイトを保護し、分散型サービス拒否 (DDoS) 攻撃を防ぐために、防御モードと呼ばれるセキュリティレイヤーが追加されています。
防御モードを有効化するには:
- ダッシュボードの左上にある「W」アイコンをクリックして、サイトのページにアクセスします。
- リストからサイトを選択します。
- 「サーバー設定」タブをクリックします。
- 「防御モード」セクションの「期間」ドロップダウンボックスで期間を選択します。
- 「防御モードを有効化」というラベルの付いたボタンをクリックします。
WordPress の「 防御モード」ガイドを参照して、その仕組みを確認してください。
PHP は WordPress で利用されている主要なプログラミング言語です。WordPress.com は、サイトで最新かつ互換性のあるバージョンの PHP を利用できることを確認します。現在サポートされているバージョンは、ウェブサーバー設定または PHP 環境のサポートページ にアクセスすると確認できます。
サイトの PHP バージョンを切り替えるには、次の手順に従います。
- ダッシュボードの左上にある「W」アイコンをクリックして、サイトのページにアクセスします。
- リストからサイトを選択します。
- 「サーバー設定」タブをクリックします。
- 「サーバー設定」タブがない場合は、先にビジネスプランを有効化して、数分待ちます。
- すべての有効なプラグインとサイトの有効なテーマが最新であることを確認します。
- 「 Web サーバー設定」セクションの「 PHP バージョン」というラベルの付いたドロップダウンボックスに、サイトで現在実行されている PHP のバージョンが表示されます。
- そのドロップダウンボックスにある利用可能な PHP バージョンから選択できます。
- ドロップダウンボックスで PHP バージョンを変更すると、「 PHP バージョンを更新」ボタンが表示されます。ボタンをクリックして変更を確認します。

通常は、サイトの PHP バージョンを切り替える必要はありません。サイトの PHP バージョンの更新が必要な場合は、自動的に更新されます。ただし、プラグインやテーマによっては新しいバージョンの PHP が必要になる場合があります。そのため、サイトで使用する PHP のバージョンを変更するオプションが用意されています。
PHP 7、または PHP 環境のサポートページに記載されていないその他の PHP バージョンにロールバックすることはできません。これは、古いバージョンの PHP には重要なセキュリティアップデートやバグ修正が適用されないためです。
プラグインまたはテーマが推奨される PHP バージョンで機能するようにアップデートされていない場合、エラーが発生する可能性があります。問題の原因となっているプラグインまたはテーマを確認するには、プラグインとテーマに関する問題を解決するためのガイドの手順に従ってください。プラグインがサイトに不可欠な場合は、 PHP バージョンを利用可能な以前のバージョンにダウングレードすることをお勧めします。次に、機能していないプラグインまたはテーマの開発者に連絡して、現在の PHP バージョンのプラグイン/テーマにアップデートする必要があることを伝え、できるだけ早く推奨バージョンにアップグレードできるようにします。
サイトの Web サーバー設定では、サイト上に存在しないアセットの処理方法を制御することもできます。これらのオプションの詳細については、「Web サーバー設定」ガイドを参照してください。
コメントを投稿するにはログインしてください。