WordPress.com はモデル・コンテキスト・プロトコル (MCP) をサポートしています。MCP を使用すると、お気に入りの AI とチャットして、WordPress.com のサイト、投稿、コメント、設定とやり取りできます。このガイドでは、MCP アクセスを有効にし、Claude、ChatGPT、OpenClaw などの MCP クライアントを設定する方法について説明します。
MCP (モデル・コンテキスト・プロトコル) はアプリケーションが LLM (大規模言語モデル) にコンテキストを提供する方法を標準化するオープンプロトコルです。AI エージェントを WordPress.com に連携すると、これらの AI アシスタントが提供する自然言語インターフェースを使用して、WordPress.com のアカウントやサイトとやり取りできます。
MCP が AI エージェントを WordPress.com に連携する方法の概要を以下に示します。
- WordPress.com のアカウントまたはサイトから情報を取得したり、変更を加えたりするよう、あなたから AI エージェントに依頼します。
- AI エージェントは LLM を使用してリクエストを理解し、WordPress.com とやりとりする必要があると判断します。利用可能な MCP ツールを確認します。
- 適切な MCP ツールを見つけ、あなたにツール使用のパーミッションを求めます。
- パーミッションを与えると、MCP ツールはデータ (サイトの統計情報など) の取得や操作 (投稿の公開など) の実行といったリクエストを完了します。
- LLM は結果を使用して応答を生成するか、操作が完了したことを確認します。
MCP はサイトのユーザー権限グループのパーミッションを尊重します。たとえば、エディターは投稿を作成、編集できますが、サイト設定を変更することはできません。寄稿者は投稿の下書きができますが、公開はできません。
MCP サーバーは、あなたがデータを送信するよう明示的に選択しない限り、AI モデルとデータを共有することはありません。また、MCP ツールからのデータを AI モデルのトレーニングに使用することはありません。データは元のリクエストの一部として1回のみ使用されます。
WordPress.com アカウントの MCP アクセスを有効にするには、次の手順を実行します。
- アカウント設定にアクセスします。
- 左側のサイドバーで、「MCP」 メニュー項目をクリックします (または wordpress.com/me/mcp に直接移動します)。
- 各 MCP ツールに付与されるパーミッションと機能を確認します。
- スイッチを「MCP アクセスを有効化」に切り替えます。
- 有効にすると、「MCP クライアントを設定する」ボタンをクリックして Claude、ChatGPT、Cursor などの AI エージェントへの安全な連携を設定できます。
- (オプション)「利用可能なMCP ツール」セクションまでスクロールし、AI エージェントにアクセスさせないツールのトグルをオフに切り替えます。

有効にすると、互換性のある AI クライアントがあなたとの対話時に WordPress.com データにアクセスできるようになります。
注: 書き込み操作 (削除を含む) はコマンドの実行前に確認を要求します。削除された投稿、固定ページ、メディアは30日以内であればゴミ箱から復元できますが、カテゴリーとタグの削除は永続的です。

サイトのすべてのアカウントの MCP ツールアクセスを無効にできます。
- アカウント設定にアクセスします。
- 左側のサイドバーで、「MCP」 メニュー項目をクリックします (または wordpress.com/me/mcp に直接移動します)。
- 「サイト固有の MCP 設定」セクションまでスクロールします。
- サイトを選択します。
- 「MCP アクセス」のトグルをオフに切り替えます。

MCP アクセスを有効にしたら、AI クライアントを連携して、自然言語で WordPress.com サイトの管理を開始します。
WordPress.com は Claude Connectors Directory の公式パートナーです。Claude Desktop は数回のクリックで WordPress.com アカウントに連携できます。手動で設定する必要はありません。
「Claude でサイトを編集する」の手順に従って連携を設定します。
ChatGPT を WordPress.com に連携するには、ChatGPT の開発者モードでカスタムアプリを作成します。これには ChatGPT の Plus、Pro、Team、Enterprise のいずれかのプランが必要です。
「ChatGPT でサイトを編集する」の手順に従って連携を設定します。
MCP 互換性のあるあらゆるクライアント (Cursor、VS Code、Gemini、Perplexity など) を WordPress.com アカウントに連携できます。クライアントのドキュメントで MCP サーバーの追加方法を確認し、次の URLを使用します。
https://public-api.wordpress.com/wpcom/v2/mcp/v1
OAuth 2.1認証フローは、最初に連携する際にブラウザーベースの認証を自動ガイドしてくれます。
MCP 連携が応答しなくなった場合は、AI クライアントでサーバーを再起動または再連携します。手順はアプリケーションによって異なります。
AI クライアントを WordPress.com アカウントに連携すると、その AI アシスタントが MCP ツールを使用して WordPress.com サイトにアクセスできるようになります。AI エージェントは以下を実行できます。
- サイトの設定と構成を閲覧する
- サイトの統計情報とトラフィックデータを確認する
- 投稿を検索して取得する
- コメントを確認する
- プラグインのステータスを確認する (管理者のみ)
- サイトユーザーを閲覧する (管理者のみ)
- 投稿と固定ページを作成、編集、削除する
- コメントを管理する
- カテゴリーとタグを整理する
AI アシスタントには次のような質問ができます。
確認と監視:
- 「トラフィックが一番多い私のサイトはどれ ?」
- 「最新の投稿を表示して」
- 「新しく書くブログ投稿のトピックを10件提案して」
- 「ブログの最近のコメントを要約して」
コンテンツ作成:
- 「[トピック] に関する投稿の下書きを私のいつものスタイルで作成して保存して」
- 「短い自己紹介が記載された『私について』という新しいページを作成して」
- 「『[名前]』という新規カテゴリーをサイトに追加して」
- 「『[name]』というタグを作成して最新の投稿に追加して」
編集と更新:
- 「最新の投稿のタイトルを [新タイトル] に更新して」
- 「最新の投稿下書きに抜粋を追加して」
- 「投稿下書き『[タイトル]』のステータスを公開済みに変更して」
コメント管理:
- 「ブログの保留中のコメントを承認して」
- 「[投稿者] からのコメントをスパムとしてマークして」
- 「サイトの最新のコメントを削除して」
- 「投稿『[タイトル]』の最新コメントに返信して」
メディアの更新:
- 「直近にアップロードした画像の代替テキストを更新して」
- 「『[名前]』というタイトルの画像のキャプションを更新して」
コンテンツのクリーンアップ:
- 「1年以上にわたり下書きになっているすべての投稿をゴミ箱に移動して」
- 「投稿『[タイトル]』を公開済みから下書きに戻して」
さらなる MCP プロンプトの例をご覧ください。または、連携に含まれるツールの全リストを確認する場合は、MCP ツールに関する包括的なリファレンスを参照してください。
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