リファラー、UTM キャンペーン、キーワードなどのトラフィックソースを確認することで、サイトへのトラフィックの発生源を特定できます。このガイドでは、サイトへのトラフィックのソースを分析する方法を紹介します。
リファラーとは、サイトへのアクセスをもたらす他のサイトやリンクのことです。たとえば、検索エンジンやソーシャルメディア、他のサイトからのリンクなどが該当します。
サイトへのアクセスを最も多く集めているリファラーを確認するには、次の手順に従います。
- サイトのダッシュボードにアクセスします。
- サイドバーにある「統計」 (WP 管理画面を使用している場合は「Jetpack」→「統計」) をクリックします。
- 「リファラー」カードまでスクロールします。次のいずれかの操作を実行します。
- サイトのアドレスをクリックすると、リンク先のサイトに移動します。
- 「すべて表示」リンクをクリックすると、「リファラー」の詳細な一覧を表示し、データの CSV をダウンロードできます。

たとえば「検索エンジン」のように、同じグループに複数のリファラーがある場合は、下矢印をクリックするとそのリファラーグループの詳細情報を確認できます。

スパムと見なしたリファラーは、リファラーの統計情報から除外できます。リファラーをスパムとしてマークするには、次の手順に従います。
- サイトのダッシュボードにアクセスします。
- サイドバーにある「統計」 (WP 管理画面を使用している場合は「Jetpack」→「統計」) をクリックします。
- 「リファラー」カードまでスクロールします。
- リファラーにマウスオーバーし、その横にある警告記号をクリックします。
- 「スパムとしてマーク」リンクをクリックします。

一部の信頼できるソースはスパムリファラーとしてマークできません。
操作直後であれば、警告アイコンを再度クリックすると、「スパムとしてマーク」オプションをすぐに取り消せます。ただし、「統計情報」ページを一旦離れると、この操作は取り消せません。誤ってリファラーをスパムとしてマークしてしまい、変更を取り消せない場合はお問い合わせください。
本ガイドのこのセクションは、WordPress.com プレミアムプラン、ビジネスプラン、コマースプランと従来の Pro プランをご利用のサイトを対象としています。無料プランまたはパーソナルプランのサイトでこの機能を利用するには、プランをアップグレードしてください。
Urchin Tracking Module (UTM) パラメーターは、オンラインマーケティングキャンペーンの効果を追跡するために使用されます。特定の UTM をキャンペーンに割り当てると、そのキャンペーンによって発生したトラフィックの量を追跡できます。
UTM パラメーターを作成するには次の手順を実行します。
- サイトのダッシュボードにアクセスします。
- サイドバーにある「統計」 (WP 管理画面を使用している場合は「Jetpack」→「統計」) をクリックします。
- 「UTM」カードまでスクロールします。
- 「ビルダーを使用してコード付き URL を生成」ボタンをクリックします。
- 以下のフィールドに必要事項を入力します。
- リンク先 URL: トラフィックを誘導するページや投稿のリンクを入力します。例:
yourgroovydomain.com、yourgroovydomain.com/blog/ - UTM Campaign: キャンペーンの一意の名前を作成します。例:
flash-sale、spring-break - UTM Source: トラフィックの発生源を定義します。たとえば、ニュースレターを通じてこのキャンペーンを宣伝している場合、ソースは
newsletterになります。 - UTM Medium: 通信チャネルを定義します。例:
email、social.
- リンク先 URL: トラフィックを誘導するページや投稿のリンクを入力します。例:
- 定義したパラメーターに基づいて「共有する URL」フィールドが自動更新されます。例:
yourgroovydomain.com/blog/?utm_campaign=flash-sale&utm_source=newsletter&utm_medium=email - 「クリップボードにコピー」ボタンを使用して、自動生成された「共有する URL」をコピーし、メールやソーシャルメディアなどのキャンペーンに活用できます。
URL パラメーターの作成方法については、以下の動画をご覧ください。「再生」ボタンをクリックし、右下隅のコントロールを使用して、動画の再生速度を調整します。
検索キーワードのトラフィックでは、検索エンジンであなたのサイトを見つけるのに使用された、さまざまな語句が表示されます。
サイトへのトラフィックをもたらした検索キーワードを確認するには、次の手順に従います。
- サイトのダッシュボードにアクセスします。
- サイドバーにある「統計」 (WP 管理画面を使用している場合は「Jetpack」→「統計」) をクリックします。
- 「検索キーワード」カードまでスクロールします。
- 「すべて表示」リンクをクリックすると、「検索キーワード」表示の詳細な一覧を表示し、データの CSV をダウンロードできます。

Google など一部の検索エンジンでは、検索キーワードを公開していない場合があります。そのような場合、統計情報には「不明な検索キーワード」と表示されることがあります。検索トラフィックをさらに詳しく把握するには、Google Search Console と連携することをおすすめします。
「検索キーワード」カードが表示されない場合は、トラフィックダッシュボードの右上にある設定アイコンをクリックし、検索キーワードのモジュールの表示をオンにします。

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