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トラフィックソースを把握する

リファラー、UTM キャンペーン、キーワードなどのトラフィックソースを確認することで、サイトへのトラフィックの発生源を特定できます。このガイドでは、サイトへのトラフィックのソースを分析する方法を紹介します。

リファラーを特定する

リファラーとは、サイトへのアクセスをもたらす他のサイトやリンクのことです。たとえば、検索エンジンやソーシャルメディア、他のサイトからのリンクなどが該当します。

サイトへのアクセスを最も多く集めているリファラーを確認するには、次の手順に従います。

  1. サイトのダッシュボードにアクセスします。
  2. サイドバーにある「統計」 (WP 管理画面を使用している場合は「Jetpack」「統計」) をクリックします。
  3. 「リファラー」カードまでスクロールします。次のいずれかの操作を実行します。
    • サイトのアドレスをクリックすると、リンク先のサイトに移動します。
    • 「すべて表示」リンクをクリックすると、「リファラー」の詳細な一覧を表示し、データの CSV をダウンロードできます。
サイトの統計情報の「トラフィック」ページの「リファラー」カード。

たとえば「検索エンジン」のように、同じグループに複数のリファラーがある場合は、下矢印をクリックするとそのリファラーグループの詳細情報を確認できます。

「検索エンジン」を展開した「リファラー」カード。詳細情報が表示されている。

リファラーをスパムとしてマークする

スパムと見なしたリファラーは、リファラーの統計情報から除外できます。リファラーをスパムとしてマークするには、次の手順に従います。

  1. サイトのダッシュボードにアクセスします。
  2. サイドバーにある「統計」 (WP 管理画面を使用している場合は「Jetpack」「統計」) をクリックします。
  3. 「リファラー」カードまでスクロールします。
  4. リファラーにマウスオーバーし、その横にある警告記号をクリックします。
  5. 「スパムとしてマーク」リンクをクリックします。
ハイライトされたリファラー。「スパムとしてマーク」オプションが表示されている。

一部の信頼できるソースはスパムリファラーとしてマークできません。

操作直後であれば、警告アイコンを再度クリックすると、「スパムとしてマーク」オプションをすぐに取り消せます。ただし、「統計情報」ページを一旦離れると、この操作は取り消せません。誤ってリファラーをスパムとしてマークしてしまい、変更を取り消せない場合はお問い合わせください

UTM パラメーターを使用する

本ガイドのこのセクションは、WordPress.com プレミアムプラン、ビジネスプラン、コマースプランと従来の Pro プランをご利用のサイトを対象としています。無料プランまたはパーソナルプランのサイトでこの機能を利用するには、プランをアップグレードしてください。

Urchin Tracking Module (UTM) パラメーターは、オンラインマーケティングキャンペーンの効果を追跡するために使用されます。特定の UTM をキャンペーンに割り当てると、そのキャンペーンによって発生したトラフィックの量を追跡できます。

UTM パラメーターを作成するには次の手順を実行します。

  1. サイトのダッシュボードにアクセスします。
  2. サイドバーにある「統計」 (WP 管理画面を使用している場合は「Jetpack」「統計」) をクリックします。
  3. 「UTM」カードまでスクロールします。
  4. 「ビルダーを使用してコード付き URL を生成」ボタンをクリックします。
  5. 以下のフィールドに必要事項を入力します。
    • リンク先 URL: トラフィックを誘導するページや投稿のリンクを入力します。例: yourgroovydomain.comyourgroovydomain.com/blog/
    • UTM Campaign: キャンペーンの一意の名前を作成します。例: flash-salespring-break
    • UTM Source: トラフィックの発生源を定義します。たとえば、ニュースレターを通じてこのキャンペーンを宣伝している場合、ソースは newsletter になります。
    • UTM Medium: 通信チャネルを定義します。例: emailsocial.
  6. 定義したパラメーターに基づいて「共有する URL」フィールドが自動更新されます。例: yourgroovydomain.com/blog/?utm_campaign=flash-sale&utm_source=newsletter&utm_medium=email
  7. 「クリップボードにコピー」ボタンを使用して、自動生成された「共有する URL」をコピーし、メールやソーシャルメディアなどのキャンペーンに活用できます。

URL パラメーターの作成方法については、以下の動画をご覧ください。「再生」ボタンをクリックし、右下隅のコントロールを使用して、動画の再生速度を調整します。

検索キーワードを分析する

検索キーワードのトラフィックでは、検索エンジンであなたのサイトを見つけるのに使用された、さまざまな語句が表示されます。

サイトへのトラフィックをもたらした検索キーワードを確認するには、次の手順に従います。

  1. サイトのダッシュボードにアクセスします。
  2. サイドバーにある「統計」 (WP 管理画面を使用している場合は「Jetpack」「統計」) をクリックします。
  3. 「検索キーワード」カードまでスクロールします。
    • 「すべて表示」リンクをクリックすると、「検索キーワード」表示の詳細な一覧を表示し、データの CSV をダウンロードできます。
サイトの統計情報の「トラフィック」セクションにある「検索キーワード」カード。

Google など一部の検索エンジンでは、検索キーワードを公開していない場合があります。そのような場合、統計情報には「不明な検索キーワード」と表示されることがあります。検索トラフィックをさらに詳しく把握するには、Google Search Console と連携することをおすすめします。

「検索キーワード」カードが表示されない場合は、トラフィックダッシュボードの右上にある設定アイコンをクリックし、検索キーワードのモジュールの表示をオンにします。

「統計情報」の「トラフィック」セクションの「設定」アイコン。展開され、モジュールの表示セクションが表示されている。「投稿者」「検索キーワード」「動画」が表示に設定されている。
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